中山美穂と酒井法子の共通点は、2人の寂しく悲しい過去だった!?
(01/21)
映画「サヨナライツカ」の公開が控えている中山美穂(なかやまみほ=39)。
かつて月9主演最多を誇る人気タレントの中山だったが、作家の辻仁成(つじひとなり=50)と結婚後に渡仏。
現在はパリを生活の拠点としている。
そんな中山に対し、昨年一連の薬物逮捕劇の張本人だった酒井法子(さかいのりこ=38)もまた、同時期にドラマや歌で活躍していた。
40才前後という、年齢的にもほぼ同じで、愛する息子を持ち、若い時期はアイドルタレントとして活躍した歌手で女優の2人。
結婚で、一方は「セレブ」、片やもう一方は「犯罪者」という明暗を分けた。
だが、その結婚にこぎつけた理由は、幼い頃の寂しい経験に伴い、意外に共通点が多い。
酒井は、1971年に福岡市に生まれる。
2歳の時に両親が離婚し、更に実母とも離れて暮らすようになったという。
埼玉県の親戚の家にいた小学校の6年生の時に実父が再婚し、再び福岡で中学生活を送るようになったそうだ。
アイドルになった後、交通事故で死亡した父は暴力団関係者で、離婚再婚をくりかえした。
叔母の家で一緒に暮らしていた弟は後に父と同じ道に進み、スキャンダルを恐れて酒井と会うことは無かったという。
容姿が可愛く、学校でも友達が多かった酒井だったが、複雑な家庭の事情で転校も余儀なくされ、母親がわりになる女性が変わる寂しさが常につきまとっていたそうだ。
アイドルとして成功してから、恋愛につまづき、その後出会った男性が高相だった。
高相は酒井が一番欲しがっていた「家庭」という、安定した居場所を提供してくれた。
しかし、人並みの家庭で育っていなかった酒井が築く家庭はどこか他と違い、なにかが少しずつ狂っていったようだ。
一方、やはり家庭が一番の居場所で、息子を可愛がる中山。
酒井の活躍に張り合うように、80年代後半から人気がうなぎのぼりだった中山は、様々な役を演じ、それぞれイメージに合わせた曲を主題歌としてヒットさせた。
彼女もまた、生い立ちが複雑で、様々な経験をして生きてきた。
中山は幼少期に両親が離婚。
仕事で家を空けなければならない母にかわって彼女の面倒を見てくれた親戚の家など、様々な所に預けられ、当時母子の生活は苦しかったという。
後に母が再婚し、家庭に居場所がなくなった為に中山は少々荒れたそうだ。
しかし、小学校の頃に母が入れた児童劇団で演技をする楽しみに気づいた彼女はやがてドラマデビュー。
ドラマ「毎度お騒がせします」で激しい少女を演じ大人気になる。
しかし、中山も家庭の事情で出来た、本来のものでない個性が一人歩きしてしまったため、不良少女も、大人っぽい女性も、年相応のキャピキャピ娘も、どれもしっくりこなかったという。
そこで出会った夫の辻がやはり、家庭という居場所をくれて、息子を授けてくれた。
映画では大胆なラブシーンに挑んでいるが、「母で妻」という一面が本来の中山美穂として一番しっくりくるそうだ。
アラフォー世代の青春時代に輝いていたミポリンとノリピー。
テレビの向こう側の笑顔からは想像もできなかった二人のアイドルたちには、寂しい幼少期があった。
もしそれが無ければ、人気スターとしての地位も、それゆえの受難も無かったのかもしれない。(古田鉄寿)
かつて月9主演最多を誇る人気タレントの中山だったが、作家の辻仁成(つじひとなり=50)と結婚後に渡仏。
現在はパリを生活の拠点としている。
そんな中山に対し、昨年一連の薬物逮捕劇の張本人だった酒井法子(さかいのりこ=38)もまた、同時期にドラマや歌で活躍していた。
40才前後という、年齢的にもほぼ同じで、愛する息子を持ち、若い時期はアイドルタレントとして活躍した歌手で女優の2人。
結婚で、一方は「セレブ」、片やもう一方は「犯罪者」という明暗を分けた。
だが、その結婚にこぎつけた理由は、幼い頃の寂しい経験に伴い、意外に共通点が多い。
酒井は、1971年に福岡市に生まれる。
2歳の時に両親が離婚し、更に実母とも離れて暮らすようになったという。
埼玉県の親戚の家にいた小学校の6年生の時に実父が再婚し、再び福岡で中学生活を送るようになったそうだ。
アイドルになった後、交通事故で死亡した父は暴力団関係者で、離婚再婚をくりかえした。
叔母の家で一緒に暮らしていた弟は後に父と同じ道に進み、スキャンダルを恐れて酒井と会うことは無かったという。
容姿が可愛く、学校でも友達が多かった酒井だったが、複雑な家庭の事情で転校も余儀なくされ、母親がわりになる女性が変わる寂しさが常につきまとっていたそうだ。
アイドルとして成功してから、恋愛につまづき、その後出会った男性が高相だった。
高相は酒井が一番欲しがっていた「家庭」という、安定した居場所を提供してくれた。
しかし、人並みの家庭で育っていなかった酒井が築く家庭はどこか他と違い、なにかが少しずつ狂っていったようだ。
一方、やはり家庭が一番の居場所で、息子を可愛がる中山。
酒井の活躍に張り合うように、80年代後半から人気がうなぎのぼりだった中山は、様々な役を演じ、それぞれイメージに合わせた曲を主題歌としてヒットさせた。
彼女もまた、生い立ちが複雑で、様々な経験をして生きてきた。
中山は幼少期に両親が離婚。
仕事で家を空けなければならない母にかわって彼女の面倒を見てくれた親戚の家など、様々な所に預けられ、当時母子の生活は苦しかったという。
後に母が再婚し、家庭に居場所がなくなった為に中山は少々荒れたそうだ。
しかし、小学校の頃に母が入れた児童劇団で演技をする楽しみに気づいた彼女はやがてドラマデビュー。
ドラマ「毎度お騒がせします」で激しい少女を演じ大人気になる。
しかし、中山も家庭の事情で出来た、本来のものでない個性が一人歩きしてしまったため、不良少女も、大人っぽい女性も、年相応のキャピキャピ娘も、どれもしっくりこなかったという。
そこで出会った夫の辻がやはり、家庭という居場所をくれて、息子を授けてくれた。
映画では大胆なラブシーンに挑んでいるが、「母で妻」という一面が本来の中山美穂として一番しっくりくるそうだ。
アラフォー世代の青春時代に輝いていたミポリンとノリピー。
テレビの向こう側の笑顔からは想像もできなかった二人のアイドルたちには、寂しい幼少期があった。
もしそれが無ければ、人気スターとしての地位も、それゆえの受難も無かったのかもしれない。(古田鉄寿)
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