ブラックマヨネーズの吉田と小杉が､それぞれの持ち味(?)を活かした初の著書を発表!!

(02/23)

タレント本の勢いがとどまるところを知らない｡

麒麟の田村裕(たむらひろし=28)が2007年に発表した『ホームレス中学生』をはじめ､品川庄司の品川祐(しながわひろし=36)の『ドロップ』など､ジャンルを問わずベストセラーが出ているからか｡

もちろん､泣かず飛ばずの本もないことはないのだが､割とコンスタントに売れているということから､出版業界としても割とオイシイところかも｡

そんなお笑い芸人著者ブームの中､とうとうこのふたりに白羽の矢が立った｡

お笑いコンビ､ブラックマヨネーズの吉田敬(よしだたかし=35)と小杉竜一(こすぎりゅういち=35)だ｡

ブラマヨのふたりが､それぞれ初となる著書を27日(金)に発売するというのだ｡

吉田のほうは､エッセイ集｡

『ブラックマヨネーズ吉田敬のぶつぶつ』というタイトルで､情報誌『マンスリーよしもと』での人気連載を書籍化したもの｡

注目すべきはその表紙だ｡

なんと､画像加工により“ブツブツ"を捨て､“ツルツルのお肌"に生まれ変わった吉田が表紙を飾り､凛々しい顔で立っている｡

なんだか､テレビで見慣れた吉田とはまったく違って､キモいとの声もあがりそうだが､本人は至極真面目なお顔｡

吉田は､モテたくて入ったお笑いの世界で気づけば『ブサイクランキング』や『抱かれたくないランキング』の上位にランクインしている現実に､｢こんなはずではなかった｣と7年間の切ない思いを告白｡

｢M-1前もM-1後も､ずっと変わらずモテなかった……｣と恨み節を炸裂させており､表紙はそのコンプレックス(?)の裏返しか……｡

さて､一方の小杉のほうは､タイトルが『薄毛の品格』｡

そこかの新書のタイトルをうま～くパクったようにも見えるが､内容としては､なんと薄毛指南本!

薄毛とともに歩んできた人生をもとにしたとあって､薄毛としての振舞い方や薄毛の人への接し方などを､時に真面目に､時に笑いにしながら紹介｡

まさに薄毛の人の｢人生のバイブル｣になりそうな予感が｡

｢とにかく僕が言いたいのは､薄毛の仲間たちよ､まず胸を張れ!ということです｣と力強く語る小杉｡

本人のカラーグラビアも収録されるなど､こちらもインパクト大だ｡

そして､何より注目なのが､このふたりの著書の出版社がそれぞれ違うこと｡

吉田のほうはヨシモトブックスから､小杉のほうはワニブックスから発売される｡

それぞれピンで出す本だけに､コンビ内での人気のバロメーターがわかりそう｡

｢ぶつぶつ｣VS｢薄毛｣､軍配はどちらに!?(古田鉄寿)