浜崎あゆみが中国で無観客公演! avexの松浦勝人会長が現地での混乱を赤裸々告白!

(12/09)

歌手の浜崎あゆみが11月29日に中国･上海でライブ公演を開催する予定となっていたが､急遽中止が発表された｡

運営側によると､中国当局から公演中止の要請を受けたといい､日中関係の緊張感の高まりが直接的な原因だった模様｡
浜崎あゆみは｢私達は昨日の中止要請の後､無観客の状態で一曲目からアンコールまで行ってから会場を後にしました｡会えるはずだった一万四千人のTAの皆さんに向けて､演者･スタッフ全員で全身全霊で本番と寸分変わらぬ想いをもちステージをまっとうさせて頂きました｣とSNSにてメッセージを発信｡

演者･スタッフ一同は上海に到着し､会場設営など準備を進め､いざ公演を迎えるタイミングで中止を余儀なくされた｡異例の無観客公演は､そういった容赦ない対応へ無言の抵抗とも言えよう｡

浜崎あゆみが所属するavexの松浦勝人会長は､｢私達は､これまでの公演と同じように日本と中国のクルー総勢200名で協力し合い､五日間かけて上海のステージを組み終えましたが､急遽公演中止の要請を受けました｣｢上海公演の前夜､すべてが音もなく崩れた｡見せしめのようで怖かった､とどこかでこぼれた声が胸に残る｣｢大人たちが追い詰められていく光景は､触れただけで震えるほど重かった｡あの数日は､まるで映画の中をさまよっているようだった｣と､映像には残されていないが､現地で途轍もない圧力をかけられ､中止以外の選択が許されない状況だったと想像できる｡

中国にもファンが多く､1万人以上が公演を待ち望んでいたにも関わらず､当局の独断で中止を要請する事態に､現地のファンもさすがに呆れているのではないか｡
すべてのアーティストが､日中関係の早急な修復を期待しているが､そう簡単に進展しそうにないのが虚しい｡(船越)