櫻井翔､旧ジャニーズ事務所問題お構いなしでパリ五輪キャスター就任で現地取材!

(07/24)

7月26日に開幕するパリ五輪をめぐって､日本テレビの中継キャスターに嵐の櫻井翔が就任したことが物議を醸している｡

櫻井翔は夏冬合わせて9大会連続のキャスター起用｡特に日本テレビから重宝されており､今大会もメインキャスターという立場で連日熱い試合の模様をお伝えする｡

彼は就任が決定した際､｢選手の皆さんの活躍とともに､観客の熱､会場の熱､パリの熱を余すことなく伝えていきたい｣と意気込みを語っていたが､そもそも彼が五輪のキャスターに就くことに反発の声も少なくない｡

旧ジャニーズ事務所の社長だったジャニー喜多川の性加害問題が明るみに出て､同事務所への批判が強まった｡創業者社長が1000人以上の少年たちを性を満たすターゲットにしていたというセンセーショナルなスキャンダルは世界中に発信され､日本の汚点といえる｡

櫻井翔ら所属タレントが直接関わっていたわけではないが､"見て見ぬ振り"をしていた疑いは晴れず､ジャニーズをメディアから排除すべきという主張も噴出｡少なくとも､世界中が注目する五輪という舞台に､ジャニーズが関与すべきではないというのは､きわめて正論であろう｡

五輪は､ジャニーズタレントを起用しなくても視聴率に大きな変化はないはずだが､それでもテレビ局はジャニーズ依存をやめられないということか｡(船越)