「坂の上の雲」12/5第2部ｽﾀｰﾄ!!「NHKは香川照之の宣伝局」!?

(11/09)

司馬遼太郎の小説を原作にしたNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」第2部の放送開始を前に、
出演する本木雅弘や香川照之､阿部寛らが、東京都内で開かれた試写会に登場｡
ドラマをPRした｡

ドラマの第1部は昨年放送されたもの｡続く第2部は日露戦争を描き、主人公の秋山真之(本木)と2人の親しい友人、正岡子規(香川)と広瀬武夫(藤本隆宏)との交友に光が当てられることとなる｡

本木は「第2部は、それぞれのキャラクターが粒立って感じられるので、非常に楽しみにしてます。明治という時代を生きた人たちのエネルギーがひしひし感じられます」とコメントした｡

香川は本木がマイクを下げた瞬間「駄目だ」とつぶやいていたことを暴露。
「本木さんが、(撮影中)どのカットでも駄目だと言われていたのを思い出しました。『今のじゃ駄目だ』というその力が、(ドラマを)3年にわたって引っ張り続けていたのではないか」と振り返った。

子規の壮絶な最期を演じるに当たり、なんと香川は5カ月で17キロやせたという。
医療指導の担当者が本当に病気になったと勘違いした､というエピソードも｡
「『よし、これで出来た』と手応えを感じました。(減量中は)毎日、体重計を見るのが楽しみでした」と会場を笑わせた｡

香川が今年の大河ドラマ「龍馬伝」にも出演して大活躍していることをふまえ､
本木は「NHKは香川照之のプロモーション局になっている」と冷やかす場面も｡

活躍めざましい香川だが､今度は本木と再タッグ｡演技派同士の共演が待ち遠しい｡