｢ミルク｣ストーリー

ミルク

同性愛者の平等のためにたたかった男、ハーヴィー・ミルク…

(2009/04/08)

70年代、アメリカ―。
金融や保険業界で働いていたハーヴィー・ミルク（ショーン・ペン）はスコット・スミス（ジェームズ・フランコ）と出会い、恋におちる。二人は新しい生活を始めるために自由の地、サンフランシスコに移住する。同性愛者やヒッピーたちが多い「カストロ地区」と呼ばれるこの場所でミルクはカメラ屋を営む。
しかし保守的なカトリックは同性愛を快く思わない。ミルクは既存の商工会に対抗するために「カストロ・ヴィレッジ協会」という新しい商工会を結成。次第に政治にかかわるようになる。
1973年、ミルクは初めてサンフランシスコ市の市政執行委員選挙に出馬するも落選。しかしこのときからミルクの同性愛者に対する偏見との戦いの日々が始まったのだった。