●上海国際映画祭、グランプリ作品発表 (2009/06/24)
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21日、第12回上海国際映画祭が閉幕した。当日の夜はグランプリの金爵賞を含む9つの項目の受賞作品が発表され、グランプリはスウェーデンとデンマークの合作映画『オリジナル』が受賞した。
今年の上海国際映画祭にエントリーしたのは79カ国、1925作品。そのうち16作品がグランプリにノミネートされた。キム・ギドク監督の新作『映画は映画だ』はギャング映画のイメージを覆す現代感あふれる音楽で音楽賞を受賞、イタリア映画『やればできるさ』は奇抜な展開と綿密なストーリー構成から編集賞を受賞した。審査員大賞は中国映画『尋找智美更登(英題:THE SEARCH)』、中国・香港・台湾の合作映画『白銀帝国(英題:EMPIRE OF SILVER)』は、その壮大な撮影スケールと美しい映像で審査員賞を獲得した。
そのほか、映画祭ではフランスの大女優・イザベル・ユペールとアメリカの著名音楽プロデューサー・クィンシー・ジョーンズに映画芸術賞、映画終身成就賞が贈られた。
(編集担当:鈴木菜歩)

主な受賞内容は以下の通り。

金爵賞(グランプリ) 『オリジナル』

最優秀男優賞 スヴェリール・グドナソン/『オリジナル』

最優秀女優賞 シモーヌ・タン/『ACHING HEARTS』

最優秀監督賞 ジュリアス・セブチック/『NORMAL』

審査員大賞 『尋找智美更登(英題:THE SEARCH)』

審査員賞 『白銀帝国(英題:EMPIRE OF SILVER)』

音楽賞 『映画は映画だ』

編集賞 『やればできるさ』
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