ﾌｧﾝ･ﾋﾞﾝﾋﾞﾝ､『麦田』記者会見で涙

●ﾌｧﾝ･ﾋﾞﾝﾋﾞﾝ､『麦田』記者会見で涙 (2009/06/17)

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先日開幕した上海国際映画祭のｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞ作品として選ばれた映画『麦田』｡12日､上海で作品の新聞記者会見が開かれ､監督の何平(ﾌｰ･ﾋﾟﾝ)ほか範氷氷(ﾌｧﾝ･ﾋﾞﾝﾋﾞﾝ)､黄覚(ﾎｧﾝ･ｼﾞｭｴ)､王志文(ﾜﾝ･ﾁｰｳｪﾝ)､王学圻(ﾜﾝ･ｼｭｴﾁｰ)ら主要ｷｬｽﾄ7名が出席した｡
『麦田』は戦国時代10年に及んだと言われている｢長平の戦｣を舞台に､ごく普通の兵士が恐怖から錯乱､逃亡するという異色の戦争映画｡準備期間に6年の歳月を費やしたというﾌｰ･ﾋﾟﾝは｢戦争映画というと､常に君主や将軍に焦点が当てられる｡しかし本当の意味で戦争の経験者､戦争の証人なのは一般庶民と兵士にほかならない｡｣と語っている｡
主演のﾌｧﾝ･ﾋﾞﾝﾋﾞﾝとも相性ﾊﾞｯﾁﾘだったﾎｧﾝ･ｼﾞｭｴは｢ｽﾀｯﾌともいい関係が築けて､まるで家族のようだった｡｣とｺﾒﾝﾄ｡戦争に行った夫を待ち続ける妻を演じているﾋﾞﾝﾋﾞﾝは内ﾓﾝｺﾞﾙのﾊｲﾗﾙ区で撮影した日々を思い返すと涙を流し､｢これまで関わってきた映画作品の中で最も好きな役柄の1つ｣と語った｡『麦田』は｢2009年で最も期待できる映画作品｣と業界内からも高い評価を得ている｡
(編集担当:鈴木菜歩)

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