新作ﾊﾞｽｹ映画『籃球突撃』､主演はﾔｵ･ﾐﾝ選手？

●新作ﾊﾞｽｹ映画『籃球突撃』､主演はﾔｵ･ﾐﾝ選手？ (2009/06/13)

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9日､上海電影集団公司(上影集団)総裁の任仲倫(ﾚﾝ･ｼﾞｮﾝﾙﾝ)が四川省成都の都江堰市で映画『鉄人』のﾌﾟﾚﾐｱ上映ｲﾍﾞﾝﾄに出席した｡ﾏｽｺﾐのｲﾝﾀﾋﾞｭｰを受けたﾚﾝ･ｼﾞｮﾝﾙﾝは､今年の年末からﾊﾞｽｹｯﾄﾎﾞｰﾙをﾃｰﾏにした青春映画『籃球突撃』の制作準備に入ることを明らかにした｡主演は国内ｽﾀｰ選手の姚明(ﾔｵ･ﾐﾝ)が有力候補とされており､ほかにも国内のﾊﾞｽｹｯﾄ選手が2名ほど出演する予定だという｡
『三峡好人』､『ﾗｽﾄ･ｺｰｼｮﾝ』など投資した映画が2年連続でｳﾞｪﾈﾁｱ国際映画祭の金獅子賞を受賞した上影集団｡今年も周杰倫(ｼﾞｪｲ･ﾁｮｳ)主演の『蘇乞児』をはじめ､王家衛(ｳｫﾝ･ｶｰｳｧｲ)監督の『一代宗師』など多くの大作を手がける予定だ｡ﾚﾝ･ｼﾞｮﾝﾙﾝは新作映画『籃球突撃』について｢一昨年に撮った『ｶﾝﾌｰﾀﾞﾝｸ!』は1億3000万元(約18億2000万円)の興行成績を売り上げた｡これによってNBAが注目され､彼らのほうからNBAをﾃｰﾏとした映画を作ってほしいと言われるようになったんだ｡｣と語っている｡『籃球突撃』に出てくるNBA関連の映像は､NBA側からすでに使用権を得ているようだ｡
章子怡(ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ)の現在の映画出演料は1000万元(約1億4000万円)､ｼﾞｪｲ･ﾁｮｳの『ｶﾝﾌｰﾀﾞﾝｸ!』の出演料は800万元(1億1200万円)だったことを明かしたﾚﾝ･ｼﾞｮﾝﾙﾝ総裁｡上影集団は今後､業界初の株式市場に乗り出す方針を打ち出している｡上影集団は上海電影厰､上海美術電影制片厰､上海東方電影頻道､上海連合院線など5つの大型ﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝと14の映像制作会社､ｽﾀｼﾞｵを傘下に持つ､現在最も経営が良好とされている国内映画会社で､総資産は約22億元(約308億円)と言われている｡
(編集担当:鈴木菜歩)

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