ﾘﾝ･ﾁｰﾘﾝ､兄のｺｽﾒﾌﾞﾗﾝﾄﾞ投資で6000万円損失

●ﾘﾝ･ﾁｰﾘﾝ､兄のｺｽﾒﾌﾞﾗﾝﾄﾞ投資で6000万円損失 (2009/06/10)

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台湾を代表する女性ｽﾀｰ林志玲(ﾘﾝ･ﾁｰﾘﾝ)が投資した､ﾄﾞｲﾂのｺｽﾒﾌﾞﾗﾝﾄﾞ“ARTDECO”台湾支店が閉店｡台湾ﾒﾃﾞｨｱが､｢ﾁｰﾘﾝの損失は2000万台湾ﾄﾞﾙ(約6000万円)｣と報道した｡
2006年､“ARTDECO”のCMｷｬﾗｸﾀｰに選ばれたﾁｰﾘﾝは､ﾌﾞﾗﾝﾄﾞの顔として活躍した｡だが当時の経営者が､ﾁｰﾘﾝのｷﾞｬﾗ未払いのまま夜逃げ｡その後､ﾁｰﾘﾝの実兄･林志鴻さんが権利を買い取り､経営を続けてきた｡そのためﾁｰﾘﾝは協力金として2000万台湾ﾄﾞﾙを出資し､ｷｬﾗｸﾀｰも引き受けたという｡その後有名ﾃﾞﾊﾟｰﾄなどでｲﾍﾞﾝﾄを開催し､ﾁｰﾘﾝ効果でｺｽﾒの知名度を上げたが､経営は順調とは言えなかった｡最近は､通信販売をｽﾀｰﾄする予定があり､“ﾁｰﾘﾝがﾃﾚﾋﾞ通販番組に出演する”という噂もあった｡
しかし､林志鴻さんが｢6月30日付で､ARTDECOの代理店業務を解約する｣ことを発表｡懸命に売上増につとめた林志鴻さんだったが努力は伝わらず､ｱｼﾞｱ戦略を立てている本部が､運営を手掛ける方針へと変わったそうだ｡
この件についてﾁｰﾘﾝは､｢ARTDECOは､ｱｼﾞｱでのﾌﾞﾗﾝﾄﾞｲﾒｰｼﾞの統一展開を考えています｡その方針には従うしかありません｣とｺﾒﾝﾄし､｢今後のﾊﾟｰﾄﾅｰ関係やｷｬﾗｸﾀｰを続ける予定はない｣と語った｡
(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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