愛国歌ﾗﾝｷﾝｸﾞにｱﾝﾃﾞｨの｢中国人｣がﾗﾝｸｲﾝ

●愛国歌ﾗﾝｷﾝｸﾞにｱﾝﾃﾞｨの｢中国人｣がﾗﾝｸｲﾝ(2009/05/28)

(C)ｻｰﾁﾅ&CNSPHOTO

先日､中共中央宣伝部､中央文明弁公室など10部門の委員会が､5月末から実施される｢“愛国歌を歌おう”みんなの歌｣ｷｬﾝﾍﾟｰﾝの一環として｢愛国歌ﾗﾝｷﾝｸﾞ100｣を発表した｡ﾗﾝｷﾝｸﾞに選ばれた曲は｢十送紅軍｣､｢保衛黄河｣など革命､建設､改革時代を思わせる内容のものが多いほか､劉徳華(ｱﾝﾃﾞｨ･ﾗｳ)の｢中国人｣､羅大佑(ﾙｵ･ﾀﾞｰﾖｳ)の｢東方之珠｣など今の時代でも共感できるものも選ばれた｡
今回のﾗﾝｷﾝｸﾞについて､一部ｲﾝﾀｰﾈｯﾄでは｢時代錯誤｣や｢誰が歌えるの？｣など賛否両論が寄せられているようだ｡書き込みでは｢70年代の自分でも歌えないものがあるのに､90年代以降に生まれた若者が歌えるとは思えない｡もう少しみんなが歌えるような愛国歌はできないのか？｣など問題提起もされている一方､｢ここ数年で愛国歌と呼べるものは減少している｡ﾗﾝｷﾝｸﾞで昔の曲ばかり選ばれてしまうのは当然｡｣との声もある｡
2007年6月､香港返還十周年記念ﾊﾟｰﾃｨｰで胡錦涛主席と厚い握手を交わしたｱﾝﾃﾞｨ｡彼は当時について｢あのとき､主席に“今晩は君の『中国人』が聞けてうれしかった｡君にはこの意思を次世代に伝え､中国のためにこの歌を広めてほしい”と言われ､僕は“機会があれば､きっと期待に応えます”と約束した｡｣と語った｡

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