ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰがｶﾝﾇ直前に障害者施設を訪問

●ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰがｶﾝﾇ直前に障害者施設を訪問(2009/05/19)

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2009年ｶﾝﾇ国際映画祭のｼｮｰﾄﾌｨﾙﾑ部門審査委員を務めるため､18日にｶﾝﾇへ向かう女優･章子怡(ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ)｡直前の15日､ﾂｨｲｰが四川の徳陽市にある障害者福利施設を訪問していたことがわかった｡｢電影基金賞｣にも選ばれた彼女は四川大地震の際､率先して募金活動を呼びかけ､募金は600万元(約8000万円)にものぼったという｡50名あまりが在籍している障害者施設を訪れたﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ｡在籍している子どもの多くは､体の発育や知能に障害があり､両親から捨てられた子どもたちだ｡午後3時､施設に到着したﾂｨｲｰは白いｱﾆﾒTｼｬﾂにｼﾞｰﾊﾟﾝというﾗﾌなｽﾀｲﾙ｡頭や手をなでるなど､親しげにｽｷﾝｼｯﾌﾟをとる彼女の周りには自然と子どもの輪ができたようだ｡ﾂｨｲｰは最後に彼らと共に記念写真を撮り､子どもたちは彼女に感謝の意を込めて｢感恩的心｣を合唱した｡｢どんな命も､かけがえのないもの｡障害を持っていると､生活面のほかに精神面で支えが必要になる｡私は“関愛児童”大使として､全世界の人々に彼らのｻﾎﾟｰﾄを呼びかけたい｡｣と話したﾂｨｲｰ｡｢先日､四川大地震の1周年を迎え多くの人々がﾎﾞﾗﾝﾃｨｱ活動を行ったけど､ﾎﾞﾗﾝﾃｨｱはいつでもできる｡1周年を待つ必要はありません｡｣ﾎﾞﾗﾝﾃｨｱ活動の意義について改めて語っていた｡(編集担当:鈴木菜歩)

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