●『2046』:前評判倒れ?『LOVERS』二の舞か (2004/10/07)
9月28日から中国全土で公開された、王家衛(ウォン・カーワイ)監督の新作映画『2046』だが、北京市の映画館では途中退場する観客が続出している。6日付で多維新聞社が伝えた。
映画を見終わった観客に「ストーリーは、理解できましたか?」という質問を投げかけると、「たぶん」などという曖昧な意見が多かったという。
『2046』の撮影は5年間という長期間に及んだため、映画の主旨を一言で評するのも難しいのではないかという声も上がっている。さらに「上映前の効果的なプロモーションで、満足してしまった」という観客も多いという。
ちなみに、9月25日に北京市で行なわれたプレミア上映後に、30人の観客を対象に実施されたアンケートでは、「一番好きな出演俳優」に梁朝偉(トニー・レオン)、章子怡(チャン・ツィイー)、王菲(フェイ・ウォン)が選ばれた。
さらに、「『2046』の主要テーマは?」との質問には、「愛情」「記憶」「宿命」などの意見が複数挙げられた。そのほか、「『LOVERS』『ハリーポッターとアズカバンの囚人』『新警察故事(邦題:ニュー・ポリス・ストーリー)』を含む4本の映画が同時に公開された場合、どの映画を見ますか?」には、30人中12人が『2046』、6人が『ハリーポッターとアズカバンの囚人』と答えた。
なお、日本では大ヒット中の張芸謀(チャン・イーモウ)監督の『十面埋伏(邦題:LOVERS)』も、中国では公開から数日後に、「不調」が伝えられていた。(編集担当:田村まどか)
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