台湾癒やし系歌手､乳ｶﾞﾝで34歳死去

●台湾癒やし系歌手､乳ｶﾞﾝで34歳死去(2009/04/13)

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6日の早朝8時半､｢葉子｣などのﾋｯﾄ曲で知られる台湾｢癒やし系｣人気歌手､阿桑(ｱｻﾝ)が乳ｶﾞﾝのため台湾新店の慈済医院で死去した｡享年34歳だった｡
鄭元暢(ｼﾞｮｾﾌ･ﾁｪﾝ)主演の大ﾋｯﾄﾄﾞﾗﾏ『薔薇之恋～薔薇のために～』のｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞ曲を担当し､ﾌﾞﾚｰｸしたｱｻﾝ｡今までに2枚のｱﾙﾊﾞﾑをﾘﾘｰｽしたが､昨年10月に検査を受け､末期の乳ｶﾞﾝと診断された｡ﾃﾞﾋﾞｭｰ前から豊富なﾗｲﾌﾞ経験を積んでいた彼女は､ﾏﾈｰｼﾞｬｰに見初められると歌の仕事を辞め､CDの制作に専念｡その間は生活費を稼ぐため､法律事務所の事務や百貨店のｱﾅｳﾝｽなどをしていたという｡
事務所の先輩である張智成(ｾﾞｯﾄ･ﾁｬﾝ)はこの知らせを受け､すべての仕事をｷｬﾝｾﾙ｡ﾌﾞﾛｸﾞには｢ｻﾝ､戻ってきてくれ!｣とその悲痛な胸の内を書きつづっている｡(編集担当:鈴木菜歩)

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