日中合作の戦争映画『夢の壁』､酒井法子が出演

●日中合作の戦争映画『夢の壁』､酒井法子が出演(2009/03/10)

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日中合作の戦争映画『夢の壁』､酒井法子が出演
日中合作の戦争映画『夢の壁』に､日本の人気ｽﾀｰ酒井法子の主演が決定｡出演にあたって､批判を浴びることがあったという｡
物語は､1982年に芥川賞を受賞した日本の女性作家･加藤幸子の｢夢の壁｣が原作｡戦時中の友情を描いた内容で､加藤氏自身の経験に基づいて書かれた作品だという｡
ﾒｶﾞﾎﾝを取るのは日本在住の中国の監督･張加貝(ﾁｬﾝ･ｼﾞｬｰﾍﾞｲ)で､原作を読んで映画化を熱望｡やっとの思いで許可を得たとのこと｡そして2007年に日本文化ｲﾒｰｼﾞ大使を務め､北京訪問の実績も持つ酒井を主演女優に誘ったという｡
大役を演じる酒井は｢出演を決めたらいろんな所から批判を浴び､議論の対象になることはわかっていました｡でも監督たちと作品について話していくうちに､演じたいと思った｡中国の音楽と映画には興味があり､両国の友好関係に役立ちたい｡背景になる歴史や原作の小説を読んでいくうちに衝撃を受け､絶対に出演したい!　と強く思いました｡どんな困難が待ち受けていても､演じたいという気持ちは変わりません｣と宣言した｡中国を舞台にするこの文芸作は､酒井にとって大きな転機となりそうだ｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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