●「わいせつ写真」被害のセシリアが心中告白で大反響(2009/03/09)
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香港のケーブルTV局、有線娯楽新聞台(CEN)は2日、2月27日に放送して大反響を呼んだ女優・張柏芝(セシリア・チャン)のインタビュー番組の第2部の放送を急きょ、取りやめることを発表した。セシリアは特別インタビュー番組「張柏芝・站出来」の第1部で、2008年1月に香港社会を騒がせた「スターわいせつ写真流出事件」の当事者として、苦しい心中を告白した。事件は元香港俳優の陳冠希(エディソン・チャン)が修理に出したパソコンからセシリアを始め女性タレント数人のプライベートな裸の写真などが盗み出され、インターネット上で公開されたもの。
セシリアは被害者であるものの、芸能人の風紀の乱れの象徴として世間の非難を浴び、イメージが悪化。事件後、1年以上にわたって芸能活動を休止している。夫で俳優の謝霆鋒(ニコラス・ツェー)との関係にもひびが入ったという。
セシリアはこの番組の第1部で事件のきっかけを作ったエディソンに対して、「今に至るまで一切謝罪がなく、記者会見で被害を受けた女性を力を尽くして守ると話していたのに、何もしなかった。みせかけの優しさしかない」と激しく非難。「インターネット上にはまだあの写真があるのに、立ち直れるわけがない」と語った。
CENは第2部の放送中止の理由について、「セシリアと自局の間で放送前に番組内容を外に漏らさないよう申し合わせており、第2部の内容をめぐってセシリアや自局スタッフへの取材攻勢が激化し、問題が大きくなったため」と説明。マスコミに対して今後、第2部の内容に関する厳しい追及や、現実と離れた憶測による報道を行わないよう求めた。
事件では、違法に写真をダウンロードしたとして逮捕された香港の元パソコンショップ店員に対する予審が進んでおり、エディソンが2月23日、証人として滞在先のカナダの裁判所に出廷。約1年ぶりに公の場に姿を現し、自らはプライバシーに非常に気を使っており、写真は第三者に見せるためのものではなかったと語った。
香港メディアによれば、エディソンはセシリアが番組で語った内容について所属事務所を通じ、「全部自分が悪い。自分を非難することで彼女の苦しみが和らぐならば、いくらそうしてくれてもいい」とコメントしたという。(編集担当:恩田有紀)
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