活動再開､ﾛﾝﾄﾞﾝ留学で成長したﾀﾝ･ｳｪｲ

●活動再開､ﾛﾝﾄﾞﾝ留学で成長したﾀﾝ･ｳｪｲ(2009/03/09)

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映画『ﾗｽﾄ､ｺｰｼｮﾝ(原題:色，戒)』で脚光を浴びつつ役柄や性愛ｼｰﾝが問題視され､1年以上女優活動を控えていた中国女優の湯唯(ﾀﾝ･ｳｪｲ)｡充電期間ということでﾛﾝﾄﾞﾝに滞在し､学生として演技ﾚｯｽﾝなどを受けているという｡
ｲﾝﾀﾋﾞｭｰに応じたﾀﾝ･ｳｪｲは､｢勉強したくてﾛﾝﾄﾞﾝ滞在を決めました｡ｶﾌｪや本屋でのんびり過ごしたり､最先端のﾌｧｯｼｮﾝを見るのが楽しい｡ﾘｱﾙな人間の姿や生活を観察するのは､演技に役立ちます｡最近は舞台劇にも出演し､ﾊﾟﾘの人々の情熱を体感しています｡夢を実現するために努力をしている人たちがたくさんいて､刺激的です｣と嬉しそうに語った｡
また､香港政府による住民拡大制度｢優秀人材入境計画｣によって､居住資格を取得したことについて｢香港人という身分になった方が､仕事の幅が広がります｡でも私は北京出身だということを忘れていませんし､引っ越す予定もありません｡香港で過ごしていると､ｽﾋﾟｰﾄﾞが速く都会のﾌﾟﾚｯｼｬｰを感じます｡2008年は世界に視野を広げて､気持ちを整理する一年でした｡今年は仕事をしながら体を鍛え､家族の面倒を見ていきたい｡そして､まだ訪ねたことのない土地へ出向いて､異国文化を体験したいと思っています｣と今後の抱負を語った｡
今月ｸﾗﾝｸｲﾝを迎える岸西(ｱｲｳﾞｨ･ﾎｰ)監督の新作､『月満軒尼詩』で活動を再開するﾀﾝ･ｳｪｲ｡女優として成長した姿に期待が集まっている｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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