●香港監督が北京に映画会社「本土も環境整った」(2009/02/27)
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映画『ラブソング』『投名状』などでヒットを飛ばしてきた香港の陳可辛(ピーター・チャン)監督(=写真右端)と中国本土の黄建新(ホアン・ジエンシン)監督が北京保利博納電影発行有限公司と共に、北京に新たな映画会社「人人電影」を設立した。3年間で15作品を制作する予定で、合計興行収入20億元(約276億円)を目指す。
人人電影の第1作目は、孫文を描いた陳徳森(テディ・チャン)監督の『十月圍城』に決まった。今後、映画のジャンルは問わずに規模が大きい作品から小さい作品までを手掛け、若手監督も起用する映画会社にしたいという。
陳監督は15日に行った設立記念パーティーで「私はかつて香港でUFOという映画会社を組織していました。ただ、大好きな映画をやりたいと考え、そのためのいい環境が香港にあったからです。今では中国本土も環境が整ってきたので、新会社でいい作品を作っていくことができればうれしく思います」と語った。
パーティーは陳監督のパートナーで香港有名女優の呉君如(サンドラ・ン)が司会を務め、「私は5作で主演を務めることになりました」と冗談も交えながら盛り上げていた。(編集担当:恩田有紀)
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