本土で封殺？の女優ﾀﾝ･ｳｪｲ　ﾗﾌﾞｺﾒで復活へ

●本土で封殺？の女優ﾀﾝ･ｳｪｲ　ﾗﾌﾞｺﾒで復活へ(2009/02/06)

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李安(ｱﾝ･ﾘｰ)監督の『ﾗｽﾄ､ｺｰｼｮﾝ』で一躍､人気女優となった中国の湯唯(ﾀﾝ･ｳｪｲ､＝写真)だが､同作での激しいﾗﾌﾞｼｰﾝなどの影響で中国本土での仕事に規制がかかり､実質､休業状態になってしまった｡そんな中､2日付新浪娯楽は彼女が香港の人気歌手､張学友(ｼﾞｬｯｷｰ･ﾁｮﾝ)主演のﾗﾌﾞｺﾒﾃﾞｨ映画『月満軒尼詩』に出演し､活動を再開すると伝えた｡
『月満軒尼詩』の監督は5日に始まるﾍﾞﾙﾘﾝ国際映画祭の出品作品『親密』でﾃﾞﾋﾞｭｰを果たした岸西(ｱｲｳﾞｨ･ﾎｰ)｡ﾎｰ監督は『ﾗﾌﾞｿﾝｸﾞ』『男人四十』の脚本を手がけるなど名脚本家として有名で､その監督第2作目がこの作品だ｡
ｼﾞｬｯｷｰは電器店で働く心優しい男､ﾀﾝ･ｳｪｲは親族の経営する店で働く女性で､強情で人と交際するのを好まない性格､という役どころだという｡2人は結婚適齢期にもかかわらず恋人がいないため､お見合いをすることに｡お見合い自体はうまくいかないものの､2人は意外な形で友人に発展していくという物語だ｡
ﾀﾝ･ｳｪｲは｢ﾎｰ監督の作品でｼﾞｬｯｷｰと共演できてとてもうれしい｡ｺﾒﾃﾞｨｰなので観客に新しい感覚を持ってもらえれば､と思います｣と語った｡ﾎｰ監督は本土出身の彼女の広東語が非常に流暢であることを評価しており､新しいﾀﾝ･ｳｪｲをどう見せてくれるのか､楽しみなところだ｡ｸﾗﾝｸｲﾝは3月半ばを予定している｡(情報提供:東亜通信社)

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