中国本土の年越し番組に台湾ﾛｯｶｰたち殴りこみ

●中国本土の年越し番組に台湾ﾛｯｶｰたち殴りこみ(2009/01/29)

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台湾の有名ﾐｭｰｼﾞｼｬﾝ4人が組んだﾊﾞﾝﾄﾞ｢縦貫線(Super　Band)｣が25日夜､中国本土･中央電視台(CCTV)恒例の旧正月年越し番組｢春節聯歓晩会｣に出演した｡
｢縦貫線｣は台湾音楽界の大御所ﾐｭｰｼﾞｼｬﾝ､李宗盛(ｼﾞｮﾅｻﾝ･ﾘｰ)､羅大佑(ﾙｵ･ﾀﾞｰﾖｳ)､周華健(ｴﾐｰﾙ･ﾁｮｳ)と若者に人気のﾛｯｸ系ｱｰﾃｨｽﾄ張震嶽(ﾁｬﾝ･ﾁｪﾝﾕｴ)によるﾊﾞﾝﾄﾞ｡08年に結成を発表するや､｢台湾最高のﾊﾞﾝﾄﾞ｣と期待が集まった彼らが､｢中国のNHK紅白歌合戦｣とも呼ばれる伝統ある年越し番組に殴り込みをかけた形だ｡
2008年には北京五輪の開会式での｢口ﾊﾟｸ｣騒動があり､中国当局が｢口ﾊﾟｸ｣規制を強めたため､今回の｢春節聯歓晩会｣では出演者たちの生歌の実力に注目が集まった｡多くの歌手が｢歌が下手だった｣と酷評される中､ｽﾃｰｼﾞ慣れしている｢縦貫線｣のﾒﾝﾊﾞｰのﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽには中国の若者たちの間から｢ﾗｲﾌﾞ感満点で最高だった!｣と高く評価する声が上がっていた｡(編集担当:恩田有紀)

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