●台湾金馬奨:助演男優賞は人相悪いおじさん(2008/12/17)
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台湾映画史上、記録的なヒットを飛ばした映画『海角七号』は、6日に行われた台湾版アカデミー賞「金馬奨」の授賞式で「最優秀助演男優賞」「観衆が選ぶ最優秀作品」など6つの賞を受賞。しかし注目されていた「最優秀作品賞」「最優秀監督賞」「新人賞」などは逃した。
最優秀助演男優賞を受賞したのは、范逸臣(ヴァン)演じる主人公、阿嘉(アガ)の継父で、彼が住む台湾南部の町、恒春鎮の代表主席の男を演じた馬如龍(=写真)。黒いサングラスをかけていて、一見人相が悪いが、素顔はとてもユーモアのあるおじさんだという。今年68歳で、30年ほど前にも役者として活躍していたが、今回は『海角七号』への出演で台湾全土に「台客」(台湾っぽい人)ブームを巻き起こし、一躍有名になった。
一方、新人賞には出たがり老人の「茂伯」を演じた林宗仁とヒロイン「友子」を演じた日本人女優の田中千絵がノミネートされていたが、ともに受賞を逃した。「友子」は審査員から「日本人女性らしい優しさが足りない」との評価を受けたもようだ。
魏徳聖監督は、映画界の大先輩に当たる李安(アンリー)監督と往年の大女優、林青霞(ブリジット・リン)から「年度台湾傑出映画」「観衆が選ぶ最優秀作品」のトロフィーを受け取り、喜びをかみしめていた。

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