台湾ﾋｯﾄ映画『海角七号』､ｱｶﾃﾞﾐｰ賞を目指す!

●台湾ﾋｯﾄ映画『海角七号』､ｱｶﾃﾞﾐｰ賞を目指す!(2008/12/11)

(C)ｻｰﾁﾅ&CNSPHOTO

2008年8月に公開後､台湾映画史上空前のﾋｯﾄ作となった『海角七号』｡台湾での興行収入は4.6億台湾ﾄﾞﾙ(約13億円)を記録し､現在も上映が続いている｡先日は魏徳聖(ｳｪｲ･ﾀﾞｰｼｪﾝ)監督､主演の范逸臣(ｳﾞｧﾝ･ﾌｧﾝ)､田中千絵が会見を開き｢ｱｶﾃﾞﾐｰ賞を目指す!｣と堂々と宣言した｡
｢ｱｶﾃﾞﾐｰ賞の外国語映画賞へのﾉﾐﾈｰﾄや受賞を目指しますが､実際に式に出席することになったら緊張する｡台湾の恥をさらさないように気をつけよう!｣と笑わせたｳｪｲ監督｡｢中国での公開許可がなかなか下りないが､慎重に状況を確認したい｣とｺﾒﾝﾄした｡
また『海角七号』のﾋｯﾄにより､9200万台湾ﾄﾞﾙ(約2億6000万円)の補助金を手にしたｳｪｲ監督は､約100年前の日本軍と台湾原住民の関係を描く､新作『賽徳克･巴莱(Seediq　Bale)』を準備中｡詳細発表が待たれている｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

(C)ｻｰﾁﾅ