●ジャッキー最新作『新宿事件』、中国で上映禁止に(2008/12/08)
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2009年公開予定、成龍(ジャッキー・チェン)の最新作『新宿事件』の監督・爾冬陞(イー・トンシン)が、香港メディアのインタビューに応じ「中国での上映許可が下りなかった」と報告した。
新宿の闇社会を描き、ジャッキーが中国からの密航者を演じているという本作。「暴力シーンが多いので、中国での上映は認められなかった」とイー監督は落胆。「徐静蕾(シュー・ジンレイ)演じるジャッキーの恋人が日本で失踪し、彼女を探すためにジャッキー演じる主人公が東京に行く。だが恋人はマフィアと結婚。日本で途方にくれる主人公は、闇社会の闘争に巻き込まれ悲惨な運命をたどる」とストーリーを説明した。
そして「中国で上映されないのは残念だが、ジャッキーが東京湾に沈められる残虐なシーンもあるので仕方ない」と冷静にコメント。「見どころは暴力シーンではなく、闇社会で生きていかなければならない人間たちの心理描写。公開される地区では、ドキュメント的な作品としてとらえられると思う」とアピールした。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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