『2046』:ﾌﾟﾚﾐｱ上映で｢新旧愛人｣ﾊﾞﾄﾙか

●『2046』:ﾌﾟﾚﾐｱ上映で｢新旧愛人｣ﾊﾞﾄﾙか(2004/09/07)

　王家衛(ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲ)監督の映画『2046』のﾌﾟﾚﾐｱ上映で､出演者の章子怡(ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ)と鞏俐(ｺﾝ･ﾘｰ)が同じ舞台で顔合わせをする｡｢新旧愛人｣のﾊﾞﾄﾙだと､報道陣の間で大きな話題を呼んでいる｡1日付で中国新聞社が伝えた｡

　2人は､年齢に大きな差はあるが､ｵｰﾃﾞｨｼｮﾝで張芸謀(ﾁｬﾝ･ｲｰﾓｳ)監督に能力を見初められ､その作品に相次いで出演｡その後､ﾊﾘｳｯﾄﾞへの進出も果たすなど､似たような路線を歩んできた｡こうした経歴のため､張芸謀監督の｢新旧愛人｣とも言われている｡

　しかし､章子怡は鞏俐について､｢優秀な女優さんだと思う｡見習うところばかりだ｣とｺﾒﾝﾄ｡一方で､鞏俐も｢章子怡は素晴らしい演技力を持っている｡ｶﾝﾇ映画祭にも一緒に参加した｣と､まずはｴｰﾙの交換｡

　なお､ﾌﾟﾚﾐｱ上映には､梁朝偉(ﾄﾆｰ･ﾚｵﾝ)や張曼玉(ﾏｷﾞｰ･ﾁｬﾝ)､王菲(ﾌｪｲ･ｳｫﾝ)など豪華ｷｬｽﾄが全員集合するとみられている｡(編集担当:田村まどか)

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