●中孝介初出演『海角七号』邦画興行成績7.5億円(2008/10/03)
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「地上で、最も優しい歌声」と称される奄美大島在住のシンガー中孝介(あたりこうすけ)が、今年の8月から台湾で公開され記録的な大ヒットとなっている話題の台湾映画「海角七号」(ハイ ジィアオ チ ホウ)に60年前の日本人教師役そして中孝介本人役として出演している。
この映画は台湾での興行成績がすでに2億台湾ドル(約7.5億円)を突破する勢いで、日本の人口比率に換算すると45億円規模の興行成績にあたり、台湾における邦画興行記録を更新中の作品でもある。
6月下旬の台湾国際映画祭では、グランプリを獲得。続く9月には、第4回アジア海洋映画祭イン幕張でもグランプリを受賞。また、来春のアカデミー賞外国語映画部門・台湾代表作品にも決定している。さらに、日本での公開は未定だが、10月に行われる釜山国際映画祭では公式推薦作品として出品される予定だ。
中孝介本人に映画初出演の心境を聞いた。
―海角七号で日本人アーティスト役として抜擢され、初の映画出演となりますが、選ばれたときの心境をお聞かせください。
最初は正直、自分に演技ができるかなと、不安に思っていたのですが、監督が「中さんのいつものままで大丈夫」ということだったので、撮影にも気負いなく、挑むことができました。本当に素晴らしい作品に出演させていただき大変光栄に思います。
―撮影で台湾に長期滞在されていたかと思いますが、一番思い出に残っている出来事は何ですか?
ビーチでの撮影だったので、美しい海を毎日眺められたことが良かったです。スタッフの皆さんもすごく優しい方がたばっかりだったことも印象に残っています。
<「海角七号」出演の経緯>
この作品を撮影予定だった魏徳聖(サミュエル・ウェイ)監督が、日本人の出演アーティストを探している中、2006年11月に中孝介がリリースしたアジア版フルアルバム「触動心弦」(エピックレコードからリリースされている3枚のシングル音源をまとめた編集アルバム。日本国内未発売。)が、台湾チャートで上位にランクインしていることを知る(台湾YAHOO!チャートで1位を獲得)。
その後、中孝介が同年12月に台北で行われた野外イベント「Simple Life」に出演することを聞きつけ、監督自らが中孝介のパフォーマンスを実際に見に行き、「彼が適任だ」とオファーしてきたことから、中孝介の映画への出演が決定した。撮影は昨年10月および12月に台湾で行われ、中孝介も長期ロケに参加した。(編集担当:松村大介)
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