●『扶桑』:ヒロインに章子怡、鞏俐らが有力候補(2004/08/26)
『末代皇帝(邦題:ラストエンペラー)』で皇后を演じて注目を集めた陳沖(ジョアン・チェン)監督と作家の嚴歌苓(イエン・ゴーリン)氏が長年温めつづけてきた映画『扶桑』が、ついに本格始動する。24日付で中国新聞社が伝えた。
現時点で、2003年に公開された『天地英雄(邦題:ヘブン・アンド・アース)』を手がけた西部電影集団との提携や、ハリウッドから5000万ドルの資金援助を受けることも確定済み。
ヒロインには、国際的実力派女優とされる舒淇(スー・チー)、章子怡(チャン・ツィイー)、鞏俐(コン・リー)の3人が候補。
これまで、ヒロイン役には張曼玉(マギー・チャン)の名前も上がっていた。西部電影集団は、チャン・ツィイーが主人公の思春期を演じ、ベテラン女優であるコン・リーが青壮年期を演じるという意見を主張。しかし、イエン・ゴーリン氏は、スー・チーの演技力を賞賛するなど、ヒロインの選出で意見が分かれており、最終的な配役は決定していない。(編集担当:田村まどか)
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