●故・張雨生20周年コンサート、アーメイらが熱唱(2008/09/09)
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1997年、不慮の事故で亡くなった台湾のミュージシャン張雨生(チャン・ユーシェン)。生前彼が音楽を手がけた歌手や彼の歌を愛するアーティストが8月30日に台湾大学体育館に集合。デビュー20周年を記念するコンサートを開催した。
オープニングに登場した張惠妹(アーメイ)は、目に涙を浮かべながら「一曲目で泣いてしまうと思っていましたが、涙は流さなかった。でも張雨生の歌声が私の心に響いています。私がパブで歌っていた頃、張雨生が来て私の歌を聴いてくれた時のことは今でも鮮やかに覚えています。今日ステージに飾った赤いギターは、彼のお気に入りのギター。天国から今日のコンサートを見てくれていると思います」。と思い出を語った。
また五月天(メイデイ)の阿信(アシン)は、「僕たちの世界には、嵐や雨が時々訪ねてくる。その時はレインコートが汚れてしまうかもしれないけど、洗ってきれいにすればいい。張雨生の歌は、僕の心をきれいにしてくれる。彼の歌を聴くと心が洗われ、美しく晴れやかな気分になる」と切々と語った。
コンサートの最後には張雨生の両親がステージで紹介され、今も愛され続ける偉大な息子に代わって拍手を浴びる場面も。この日のコンサートの収益は、飼い主を持たない動物のための基金に寄付されることが発表された。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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