話題作『ﾚｯﾄﾞｸﾘﾌ』､台湾ﾌﾟﾚﾐｱで罵声？

●話題作『ﾚｯﾄﾞｸﾘﾌ』､台湾ﾌﾟﾚﾐｱで罵声？(2008/07/11)

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8日､台湾新店市の景勝地､碧潭で『ﾚｯﾄﾞｸﾘﾌ(原題:赤壁)』の豪華ﾌﾟﾚﾐｱ試写会が開かれた｡約3000人の観客に見守られる中､主演の金城武､林志玲(ﾘﾝ･ﾁｰﾘﾝ)､梁朝偉(ﾄﾆｰ･ﾚｵﾝ)､張震(ﾁｬﾝ･ﾁｪﾝ)が登場｡
背中のあいたﾋﾟﾝｸ色のﾄﾞﾚｽを身にまとったﾘﾝ･ﾁｰﾘﾝは､高いﾋｰﾙ靴のせいで傾斜のあるﾚｯﾄﾞ･ｶｰﾍﾟｯﾄを登ることができず､それを見たﾄﾆｰ･ﾚｵﾝがすかさず手を差し伸べるという一幕も見られた｡
しかし､会場が騒然となったのはその後｡実はﾌﾟﾚﾐｱ試写会で実際に映画を見られるのは来賓のｹﾞｽﾄのみだったため､不満に思った観客から“ｳｿつき!”との罵声があがったのだ｡関係者はｽﾋﾟｰｶｰで｢皆さんにはあらためて劇場に足を運んでほしい｣と説明したが､客席の怒りはおさまらず､関係者に傘を投げつける者もいたという｡
台湾の｢十鼓撃楽團｣による太鼓演奏で始まったﾌﾟﾚﾐｱ試写会｡会場にはﾘﾝ･ﾁｰﾘﾝの家族も駆けつけ､客席からｴｰﾙを送った｡ﾘﾝ･ﾁｰﾘﾝは｢家族と友人にとても励まされた｡感謝の気持ちでいっぱいです｣と語り､主演の金城武も｢この映画はとてもいい作品なので､続編を期待しています(笑)!｣と映画をPRした｡
ﾄﾆｰ･ﾚｵﾝは｢久しぶりに台湾に来られて､とてもうれしい｡去年の今ごろは､40度近い気温の中で衣装を着込みながら撮影していた｡今日の台湾のように､とても暑かったんだ｣と撮影の思い出を語っていた｡(編集担当:鈴木菜歩)

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