●ニコラス・ツェーの「なまった北京語」に非難の嵐(2008/06/24)
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香港の人気俳優、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)が主人公の声を担当する今夏公開のアニメ映画『風雲決』で、「ニコラスの北京語がまなっている」として騒動が起きている。
北京語でアフレコを行っているのだが、ニコラスの話し方を聞いたアフレコ監督の曹雷氏が「こんな下手な北京語が出てくる作品に私の名前が入っていては、自分の看板に泥を塗ることになる」として、役を降りると宣言したのだ。この作品の主要キャストの声はニコラスの他、中国本土の韓雪(セシリア・ハン)、台湾の任賢齊(リッチー・レン)に上海のベテラン声優などで、北京語の「ネイティブスピーカー」が担当する。ニコラスは香港出身のカナダ育ちで普段は広東語を話す。かつて、北京出身の人気歌手、王菲(フェイ・ウォン)と交際してから北京語がかなり上達したとは言われていたが、「ネイティブ」からしてみれば、相当、違和感があるのだろう。製作者側は「ニコラスを起用したのは、人気があり若者を引き付けることができるから」と割り切っているが、「あのレベルでベテラン声優よりもギャラがいいとはどういうことだ!」と、曹雷氏始め、うるさがたたちの声は収まっていない。この作品の原作は香港の人気漫画だ。ニコラスのアシスタントはこの騒動について、「ニコラスは小さい頃からこの漫画を読んで育ったので、作品への思い入れは他の人に負けない。確かに声優の経験は少ないが、真剣に取り組んでいる。香港人の彼に対して北京語が下手だと非難するのは、不公平だ」と反論した。(編集担当:恩田有紀)

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