陳可辛監督が提言｢中韓日団結で打倒ﾊﾘｳｯﾄﾞ!｣

●陳可辛監督が提言｢中韓日団結で打倒ﾊﾘｳｯﾄﾞ!｣(2008/06/12)

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香港を代表する映画監督の陳可辛(ﾋﾟｰﾀｰ･ﾁｬﾝ)が､韓国で行われたﾄｰｸｼｮｰで｢東ｱｼﾞｱが一致団結し共同で映画製作を手がけたら､ﾊﾘｳｯﾄﾞを倒すことは難しくはない!｣と熱く語った｡｢ｱｼﾞｱが団結することは簡単ではない｡だけど団結できた時､映画界の夢が叶う｡歴史と文化を共有しながら､協力的な姿勢で作品を作り宣伝していくことが理想だ｡世界進出を成功させるためには､ｱｼﾞｱがひとつにならなければいけない｣と訴えたﾁｬﾝ監督｡｢韓国映画『ｸﾞｴﾑﾙ　漢江の怪物』は中国で好成績を得た｡つまり､中国と韓国の観客の嗜好には共通した何かが確実にある､ということだ｡こういったｹｰｽを機に､ｱｼﾞｱ映画の共同製作を進めていくのがﾁｬﾝｽにつながる｡中国では最近ｽｹｰﾙの大きな作品が求められているので､僕の過去の作品『ﾗｳﾞｿﾝｸﾞ(原題:甜蜜蜜)』のような恋愛物は､今は受け入れてもらえないかもしれない｡でも愛情をﾃｰﾏにした内容は､どの国でも作品にできる｡今後韓国の映画ﾌｧﾝの方にｱﾋﾟｰﾙする場合は､やはり僕も愛情を描いた作品を撮ると思う｡分かりやすい感動作に作り上げる自信があるからね｣と語り､｢ｱｼﾞｱの共同製作体制を積極的に整えていきたい｣と頼もしい発言を残していた｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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