ﾎｧﾝ･ｼｬｵﾐﾝ再び被災地へ､子供に文具を贈る

●ﾎｧﾝ･ｼｬｵﾐﾝ再び被災地へ､子供に文具を贈る(2008/06/09)

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5月12日の四川大地震発生から4日後に､医療ﾁｰﾑを連れて被災地を訪問､救援活動を行った中国俳優の黄暁明(ﾎｧﾝ･ｼｬｵﾐﾝ)｡6月1日の｢児童節｣には子供たちのために再び被災地を訪ね､文具をﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄした｡｢中国児童基金｣に協力したｼｬｵﾐﾝは､この日40万元(約600万円)分の救援物資を持参｡ﾃﾝﾄ､かばん､布団､食べ物など､多くの物資を被災者に配布した｡ｼｬｵﾐﾝは｢僕は話すことが得意ではありませんが､中国人としての誇りを持っていつも行動しています｡今は地震被害に遭ったみなさんを助けたい､という思いでいっぱいです｡小学校を見に行くと､慌てて避難した子供たちが残した靴やかばんが散らばっていました｡もう教室に戻りたくないと怖がる子供たちは多く､心は深く傷ついています｡こんな幼いのに､精神面のｹｱｰが必要だなんて悲しい｡親を失った子も大勢いるので本当に心が痛みます｣と悲痛な表情で語った｡熱心に救援活動を続けているｼｬｵﾐﾝだが､自身が交通事故に遭ったことをきっかけにﾎﾞﾗﾝﾃｨｱ精神が高まったという｡｢2001年に事故に遭い､当時は駆け出しの俳優でした｡心配してくれる人はいなかったし､親にも言えずに辛い日々を過ごしていました｡心細い毎日でした｡その時の傷は今も残ったままですが､その時からﾎﾞﾗﾝﾃｨｱで人の役に立ちたい､人とつながりを持ちたいと思ったのです｡今ではﾎﾞﾗﾝﾃｨｱ活動が生活の一部になりました｣とさわやかに語り､困っている人々を助けたいと訴えていた｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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