●Sストーン「地震は報い」発言に中国でボイコット広がる(2008/06/02)
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米女優のシャロン・ストーンが、「四川大地震はチベット騒乱への中国の対応が悪かったから起きたのではないか」と発言し、中国で大きな批判を浴びている問題で、シャロンをイメージキャラクターに起用している高級化粧品ブランドのディオールは29日、今後、宣伝活動にシャロンの写真などを使用しないとの声明を出した。ディオールの中国部門はこの声明で改めて、「四川大地震で犠牲になった人々に哀悼の気持ちを表し、被災した方々に深くお見舞い申し上げます。我々は被災地の復興支援に力を尽くしていきます」と表明。シャロンのイメージを消し去ることで、自社に批判の矛先が向くのを防ごうと必死の様子だ。この問題ではシャロン自身も既に28日、マネジャーを通して謝罪文を発表し、被災者支援の活動に積極的に参加すると宣言しているが、中国国民の怒りは収まる気配がない。30日付北京娯楽信報によれば、中国のインターネットユーザー1万人余りが「冷血な発言をしたシャロンの謝罪は決して受け入れない」と表明する活動を行った他、中国国内の一部映画館でもシャロンの出演映画を今後一切、上映しないことを決めた。また、こうした強烈な非難の動きを受け、国内の大手ウェブサイトや新聞、雑誌など30媒体余りが「自らの媒体のページ、紙・誌面からシャロン・ストーンの名前を永久に抹殺する」と宣言した。シャロンはチベット仏教の最高指導者、ダライラマ14世と親交があり、3月のチベット騒乱を受けて北京五輪を自分の中でどう捉えるべきか考えていたという。考えがまとまらない段階でのうっかり発言だったのかもしれないが、その代償はあまりにも大きい。(編集担当:恩田有紀)

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