ﾀﾝ･ｳｪｲ､ｶﾝﾇ映画祭で被災者を想い涙

●ﾀﾝ･ｳｪｲ､ｶﾝﾇ映画祭で被災者を想い涙(2008/05/27)

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今年3月､中国政府の通達によって､出演CMの国内ﾃﾚﾋﾞ放送が禁じられた女優の湯唯(ﾀﾝ･ｳｪｲ)｡その後公の場で顔を見せることはなかったが､5月20日のｶﾝﾇ映画祭会場で約3か月ぶりにﾒﾃﾞｨｱの前に登場した｡｢ｼｮﾊﾟｰﾙ･ﾄﾛﾌｨｰ賞｣を受賞した､ﾀﾝ･ｳｪｲ｡映画祭のｵﾌｨｼｬﾙｽﾎﾟﾝｻｰで､ﾄﾛﾌｨｰのﾃﾞｻﾞｲﾝを担当するｽｲｽの高級ｼﾞｭｴﾘｰﾌﾞﾗﾝﾄﾞ･ｼｮﾊﾟｰﾙから､最も輝いた若手女優として表彰された｡同男優賞はｵﾏｰ･ﾒﾄｳｫﾘｰが受賞､ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾃｰﾀｰはｱｶﾃﾞﾐｰ女優のｸﾞｳｨﾈｽ･ﾊﾟﾙﾄﾛｳがつとめた｡白のﾄﾞﾚｽに身を包み､ｼｮﾊﾟｰﾙのｼﾞｭｴﾘｰを付けてｺﾞｰｼﾞｬｽな姿で現れたﾀﾝ･ｳｪｲ｡四川大地震についてｺﾒﾝﾄし､｢私の心は被災者のみなさんの元にあります｡自分が医者ならいいのに､そしたら彼らを助けてあげられるのに､と思っています｣と涙を浮かべながら語った｡またCM放送禁止については､｢どうして禁じられたのか､よくわかりません｡でも私は女優です｡新しい作品に出演するﾁｬﾝｽを与えてください｣と心の叫びを伝えていた｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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