ﾂｲ･ﾊｰｸ､海底ﾗﾌﾞｻｽﾍﾟﾝｽ『深海尋人』をPR

●ﾂｲ･ﾊｰｸ､海底ﾗﾌﾞｻｽﾍﾟﾝｽ『深海尋人』をPR(2008/05/26)

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映画監督ﾃﾞﾋﾞｭｰから30年｡80作以上の映画を撮り続けた香港映画界の巨匠､徐克(ﾂｲ･ﾊｰｸ)監督が､最新作『深海尋人』を北京でPRした｡｢この作品は､実在している海底の古い城からｱｲﾃﾞｨｱを得た｣と語った監督｡ﾀﾞｲﾋﾞﾝｸﾞの研修を受け､実際に海に潜ったという｡｢数年前に海底に沈む古城のﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰ番組を見て､海の中のﾗﾌﾞｽﾄｰﾘｰを描いたら面白いと発想した｡海の中に入ると人間の無力さを感じる｡人間はなんてちっぽけな存在なのだろう｣と､監督はその思いを熱弁｡沖縄の与那国島にあるその海底遺跡は､今では出入り禁止になったそうだ｡約3年に渡って撮影されたこの作品｡ﾂｲ監督は脚本も担当し､ﾃﾞｨﾚｸﾀｰは妻の施南生(ﾅﾝｻﾝ･ｼｰ)｡主演は李心潔(ｱﾝｼﾞｪﾘｶ･ﾘｰ)､梁洛施(ｲｻﾞﾍﾞﾗ･ﾘｮﾝ)､郭暁冬(ｸｫ･ｼｬｵﾄﾞﾝ)らで､｢ｱﾝｼﾞｪﾘｶは親しみを感じさせる経験豊富な女優｡ｻｽﾍﾟﾝｽ作品にﾏｯﾁする｡ｲｻﾞﾍﾞﾗは契約問題の訴訟中で宣伝活動には参加しないが､若くて将来性の高い女優｡ｼｬｵﾄﾞﾝは陳可辛(ﾋﾟｰﾀｰ･ﾁｬﾝ)監督に薦められたので出演してもらったけど､いい俳優だった｡笑うといろんな表情が出て魅力的｣と語っていた｡中国では6月12日に公開されるこの作品｡海を舞台に繰り広げられるﾗﾌﾞｻｽﾍﾟﾝｽで､ｼｬｵﾄﾞﾝ演じる陳国棟とｱﾝｼﾞｪﾘｶ演じる女性が海で知り合い､ﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞ中に事故に遭い陳国棟が行方不明になるｽﾄｰﾘｰだという｡ｲｻﾞﾍﾞﾗはｱﾝｼﾞｪﾘｶの妹を演じている｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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