ｱﾆﾀ･ﾑｲ13億円遺産裁判､審査が終了

●ｱﾆﾀ･ﾑｲ13億円遺産裁判､審査が終了(2008/05/20)

(C)ｻｰﾁﾅ&CNSPHOTO

香港ﾒﾃﾞｨｱは､梅艶芳(ｱﾆﾀ･ﾑｲ)の遺産をめぐる裁判の審査が終了したと報道した｡2003年12月､若くして子宮頸がんで亡くなったｱﾆﾀ｡築いた財産約1億香港ﾄﾞﾙ(約13億円)で基金を設立し､80代になる母･覃美金さんには毎月7万香港ﾄﾞﾙ(約91万円)の生活費を渡す内容の遺言状を残したという｡その内容について母親は､｢老後はｱﾆﾀが面倒を見てくれる予定だったので､毎月7万香港ﾄﾞﾙという生活費の上限があるのはおかしい｣と訴え､弁護士も金額を決めるのは不当だと主張した｡裁判官が｢7万香港ﾄﾞﾙは､一般の生活費をはるかに上回る金額｡なぜそれ以上の額が必要なのか｣説明を求めるも､母親側の弁護士は｢遺産が遺族に渡るのは当然のこと｣と反論するのみ｡最終判決が待たれている｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

(C)ｻｰﾁﾅ