●女子十二楽坊プロデューサー:知財侵害を否定(2004/08/05)

 日本で大ブレイク中の女子十二楽坊のプロデューサの王暁京氏及び北京世紀星〓文化伝播有限公司が、知的財産権侵害の疑いで提訴された事件で、王暁京氏がマスコミの前に登場、この事件に関してコメントした。4日付で中国新聞社が伝えた。(〓は石偏に世の下に木)

 原告の張鉄軍氏は7月20日、北京市・朝陽(ちょうよう)区の裁判所に申し立て書類を提出。起訴状には、「王氏は1998年、自分が考えた女子十二楽坊の原型となる『中華女子楽坊』の企画書を持って姿をくらました。その後、1人で女子十二楽坊デビュー計画を進めていた」と明記されているという。

 それに対し王氏は、「確かに、『中華女子楽坊』という企画書を見た時、張氏は、私に企画の詳細についてを説明。その際、張氏は音楽会などを通じて『中華女子楽坊』の知名度を上げ、収益を得たいと主張していた。しかし、現在の女子十二楽坊の収益源は、CDやVCDなどの音響製品にあり、『中華女子楽坊』とは本質的な違いがある」と語った。

 また、「楽坊」という名前の由来について、「当時、張氏が作成した『中華女子楽坊』の企画書を見た時、実はそれほど興味が沸かなかった。しかし、なぜか『楽坊』という単語だけが、不思議なほど印象的で心に焼き付いていたので、『楽坊』の意味を調べてみたところ、『楽坊』は唐代にはすでに存在していた言葉で、複数の意味を持つことが発覚した。張氏が考案したものではない」と説明し、知的財産権侵害の事実を全面的に否定した。(編集担当:田村まどか)

(C)サーチナ


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