●カンヌ映画祭で中国人監督「困難に耐える姿見せたい」(2008/05/16)
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14日にフランスで始まるカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に中国からは唯一、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督(=写真中央)の『二十四城記』がノミネートされている。賈監督は上映に合わせてカンヌ入りするが、心配なのは賞がとれるかどうかより、この作品のロケ地となった四川省を襲った大地震のことだった。同作品は四川省成都の工場で1950年代から80年代にかけて働いた3人の女性の姿を通じ、中国の生活環境の変化を描く。監督は「今、四川の人々は災害と戦っている。私はこの作品を通して世界の人々に、中国人はどんな困難にも耐え、生きてきたということを知らせたい」と語った。中国新聞社が伝えた。(編集担当:恩田有紀)
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