●趙薇:暴行を指示?バー経営の意見対立が原因か(2004/07/30)
中国大陸の人気スターである趙薇(ヴィッキー・チャオ)が仕事上のパートナーの女性に暴行を加えるよう指示したとして、中国国内で大きな話題となっている。事件が発生したのは、北京市三里屯のレストラン。被害者の〓氏は、現在同市内の306病院に入院中である。複数メディアが伝えている。(〓は雛の偏におおざと)
暴行を受けた〓氏は、顔面を殴られ目や鼻にひどい傷を負い病院で治療を受けている。〓氏は、現在妊娠中だが、暴行時のショックから早産の兆候が見られるため、安定剤などを投与して経過を観察しているという。
〓氏は、2001年に発生した「日本軍旗事件」当時、問題となった雑誌『時装』の責任者を務めていた。しかし、米国で行われた同誌の撮影現場には立ち会っておらず、衣装の選定なども、〓氏の指示なしで進められた。
その後、「日本軍旗事件」は、中国国民の感情を害するとして、事態は中国全土を揺るがす大事件へと発展。そのため、〓氏は、同雑誌社を引責辞任し、メディアを通じて謝罪をすると同時に、事件の沈静化を求めた。ヴィッキー・チャオと〓氏は、この事件を通じて友情を育んでいったとされている。
2人は昨年、同市の朝陽公園付近にバーを開店。しかし、そのバーの経営などでたびたび意見が衝突していたことが、今回の事件の原因と指摘されている。
この事態を受けて、ヴィッキー・チャオの所属事務所は「確かにその日、ヴィッキー・チャオは友人数人と三里屯のバーで食事をとった。しかし、ヴィッキー・チャオは、何が原因か分からないが、不愉快な思いをしたようでそのまま帰宅。暴行事件は、ヴィッキー・チャオがレストランを離れてから、発生したもの」と説明。事件への関与を全面否定した。(編集担当:田村まどか)
(C)サーチナ
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