●アニタ・ムイの遺産裁判で死期迫る姿、明らかに(2008/04/19)
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2003年、40歳の若さで子宮頸がんのため亡くなった香港の女性スター、梅艶芳(アニタ・ムイ)の遺産をめぐる裁判で、死期が迫り、遺言状にサインした際の彼女の様子が明らかになった。18日付重慶晩報が伝えた。
裁判はアニタが遺産の分与方法について記した遺言書について、無効を求める実母が提訴したもの。アニタは1億香港ドルに上るとみられる遺産のほとんどを友人や信心していた宗教団体などに分与し、実母には月7万香港ドルのみを生活費として渡すとの内容の遺言状を残していた。裁判の焦点は、遺産の扱いを決めた時点でアニタの意識がはっきりしていたかどうかだとされる。
アニタの主治医は裁判で、死期が迫ったアニタが遺言状にサインをした際、意識ははっきりしていたと証言。ただし、入院前に58センチだった腹囲は88センチまで膨れ、肝臓が弱って、話すのも大変なほどだったという。
写真は07年10月、アニタの誕生日を記念して香港で行われた追悼展示会。
(編集担当:恩田有紀)
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