中国芸能界にも広がる西側批判　聖火ﾘﾚｰ妨害で

●中国芸能界にも広がる西側批判　聖火ﾘﾚｰ妨害で(2008/04/17)

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　北京五輪の聖火ﾘﾚｰ妨害やこれに関する西側ﾒﾃﾞｨｱの放送姿勢への批判が中国国内で広がり､仏系ｽｰﾊﾟｰ､ｶﾙﾌｰﾙでの不買運動に発展した｡芸能界でも有名女優の章子怡(ﾁｬﾝ･ﾂｨｲｰ)が自身のﾌﾞﾛｸﾞで一部西側ﾒﾃﾞｨｱを批判したのに続き､若手女性歌手の田原(ﾃｨｴﾝ･ﾕｴﾝ､＝写真)が､北京で行われるﾄﾞｲﾂ人歌手のｺﾝｻｰﾄへのｹﾞｽﾄ出演を拒否することを明らかにした｡17日付中国新聞社が伝えた｡

　田原は5月に北京で行われるﾄﾞｲﾂの男性ｼﾝｶﾞｰｿﾝｸﾞﾗｲﾀｰ､ﾏｸｼﾐﾘｱﾝ･ﾍｯｶｰのｺﾝｻｰﾄにｹﾞｽﾄ出演する予定だったが､聖火ﾘﾚｰ妨害に関するﾄﾞｲﾂﾒﾃﾞｨｱの報道が偏向に満ちたものだとして抗議の意思を表すため､出演しないことを決めた｡

　田原は2001年からﾊﾞﾝﾄﾞ｢跳房子｣にﾎﾞｰｶﾙとして参加｡英語が得意で｢中国で最も国際的な女性歌手｣と称される｡近年は映画女優としても活躍し､海外の映画祭にも出席している｡
(編集担当:恩田有紀)

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