●中国:『十面埋伏』などが中国映画界の転換点(2004/07/27)

 中国広播電影電視総局(SARFT)は22日、2004年上半期(1−6月)における中国製映画の興業収入が、外国映画を大きく上回ったと発表した。中国新聞社が伝えた。

 また、SARFTによると、『十面埋伏(邦題:ラヴァ−ズ)』の公開、故・トウ小平氏の生誕100周年、建国55周年記念、正月映画の上映が、2004年の中国映画界にとって大きなターニングポイントになるという。
  
 『十面埋伏』は、7月16日から中国全土で公開され、上映が始まってから最初の4日間で、中国大陸における興業収入が6935万元を突破、現在も驚異的なスピードで記録を更新している。

 さらに、8月22日のトウ氏生誕100周年を前後して、中国各地では多数の記念イベントが開催される見込み。映画界では、カリスマ的指導者として名を残すトウ氏のドキュメンタリー映画『小平、ニイ好』や、青年時代のトウ氏を描いた『我的法蘭西歳月』など3部の作品が公開される。

 10月1日の中国の「国慶節(建国記念日)」の大型連休には、毛沢東の有名な演説「為人民服務(人民のために奉仕する)」から60周年を記念して、多数の大型ドキュメンタリー映画が続々と上映される見込み。

 年末年始には、周星馳(チャウ・シンチー)が監督兼主演男優を務める『功夫』や馮小剛(フォン・シャオガン)監督の新作映画『天下無賊』など、豪華なラインアップが揃っている。(編集担当:田村まどか)
(C)サーチナ


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