ｲ･ﾄﾞﾝｺﾞﾝ､悲痛の表情

●ｲ･ﾄﾞﾝｺﾞﾝ､悲痛の表情(2008/04/03)

人気韓国俳優ｲ･ﾄﾞﾝｺﾞﾝが28日､弟の遺骨を抱いてｵｰｽﾄﾗﾘｱから韓国に帰国した｡20日未明､ｵｰｽﾄﾗﾘｱのｼﾄﾞﾆｰ大学に留学中のｲ･ﾄﾞﾝｺﾞﾝの弟が中国系の若者に刺殺される事件が発生｡事件現場となったのは､ｼﾄﾞﾆｰﾜｰﾙﾄﾞｽｸｪｱｰｼｮﾋﾟﾝｸﾞｾﾝﾀｰの近くのｼﾄﾞﾆｰﾘﾊﾞｰﾌﾟｰﾙ通りで､犯人は犯行直後､ﾀｸｼｰに乗って逃走をはかったが､数時間後に現地警察によって逮捕された｡目撃者情報によると犯人は若者2人組で｢何､にらんでるんだ｣と､通りを歩いていたｲ･ﾄﾞﾝｺﾞﾝの弟とその知人の2人に向かって突然刃物を振り回したという｡事件直後､すぐに病院に運ばれたがｲ･ﾄﾞﾝｺﾞﾝの弟は死亡し､一緒にいた韓国人男性は重体となった｡事件の一報を知らされたｲ･ﾄﾞﾝｺﾞﾝは20日夜､両親とともにｵｰｽﾄﾗﾘｱに出発し､現地警察署で弟の死亡を確認した｡弟との悲しみの対面に､普段から8歳年下の年の離れた弟をとてもかわいがっていたｲ･ﾄﾞﾝｺﾞﾝは､非常にｼｮｯｸを受け､泣き崩れ憔悴しきった様子だったという｡26日には弟の通っていたｼﾄﾞﾆｰ大学内の教会で行われた追悼式に参加し､故人の冥福を祈った｡28日に遺骨とともに韓国に帰国し､31日にｿｳﾙ市内の聖堂で葬礼ﾐｻを行う予定となっている｡この事件は韓国でも大きく報じられ､多くの人々が衝撃を受けている｡

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