●『十面埋伏』:『英雄』の興業収入記録を更新(2004/07/22)
張芸謀(チャン・イーモウ)監督のアクション第2弾『十面埋伏(邦題:ラヴァーズ)』が公開されて以来、中国大陸、台湾、香港で大きな反響を呼んでいる。統計によると、上映が始まってから最初の3日間で、中国大陸における興業収入が5500万元を突破し、『英雄(邦題:ヒーロー)』の5250万元(約6億9000万円)を上回り最高記録を更新したという。20日付で中国新聞社が伝えた。
同時に、台湾、香港での興業収入もそれぞれ3400万台湾ドル(約1億9000万円)、700万香港ドル(約9700万円)に達し、同じく記録を塗り替えている。
台湾では、7月14日に台北(タイペイ)市の故宮博物館で『十面埋伏』のプレミア上映が開催され、およそ3000人の観客が殺到。これは、台湾故宮博物館で開催されたイベントの中で過去最大級のものとなった。また、公開後も毎日多くの市民が映画館に足を運んでおり、低迷気味の台湾映画市場に息を吹き込むと期待が寄せられている。
また、『十面埋伏』が香港で好成績を記録していることは、香港市民の大陸映画への興味が高まりをみせていることの現われでもある。映画を通じて大陸、香港、台湾間の文化交流が促進されるとの期待の声も多い。(編集担当:田村まどか)
(C)サーチナ
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