父親に最後の別れを告げた､ｼﾞｬｯｷｰ･ﾁｪﾝ

●父親に最後の別れを告げた､ｼﾞｬｯｷｰ･ﾁｪﾝ(2008/03/17)

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3月8日､ｵｰｽﾄﾗﾘｱ･ｷｬﾝﾍﾞﾗで､成龍(ｼﾞｬｯｷｰ･ﾁｪﾝ)の父･房道龍(ﾌｫﾝ･ﾀﾞｵﾛﾝ)さんの葬儀が執り行なわれた｡黒いｽｰﾂに身を包み､数百人の知人の前で謝辞を述べたｼﾞｬｯｷｰ｡｢父は様々な犠牲を払いながら僕を育ててくれました｡僕にとっては世界一偉大な人物です｡父のことを心から愛しています｣と､先月26日に前立腺がんのために亡くなった､93歳の父ﾀﾞｵﾛﾝさんへの思いを語った｡棺の側にはﾀﾞｵﾛﾝさんのお気に入りの帽子が置かれ､｢永遠に愛している｣という言葉が添えられた｡2002年に先立った母親の遺骨と共に､いずれは生まれ故郷の中国山東省に眠らせたいという｡ｼﾞｬｯｷｰが6歳の時両親は､仕事のために香港からｵｰｽﾄﾗﾘｱに渡り､40年以上暮らしていた｡ｵｰｽﾄﾗﾘｱに感謝したいというｼﾞｬｯｷｰは､追悼の思いを込めてｵｰｽﾄﾗﾘｱ国立大学(ANU)がん研究ｾﾝﾀｰに､自身の名前を冠した科学教育施設を寄贈｡研究に役立ててほしいと伝えた｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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