●フェイ・ウォン:『2046』の撮影秘話語る (2004/07/10)

 中国大陸、香港で絶大な人気を誇る王菲(フェイ・ウォン)は、ある雑誌の撮影で王家衛(ウォン・カーワイ)監督の映画『2046』の撮影秘話などを語った。8日付で中国新聞社が伝えた。
 『2046』は、1960年代の作家が、悲しい過去の愛に縛られながら執筆する「2046」という近未来小説の世界と現在を描写するSF映画。フェイ・ウォンはロボットを演じた。
 フェイ・ウォンは、『2046』への出演が決定した当時を振り返り、「実は、自分がどんな役を演じるのか知らなかった。ただ、中国が世界に誇る巨匠と言われる王家衛監督の作品ということで、ぜひ出演してみたいと思った」と素直な気持ちを語った。
 また、映画では、「もし時空の中を自由自在に移動できるなら、時空を越えた世界を旅してみたい。でも、やはり最終的には今の世界に戻ってきたい」とコメント。
 一方、殺人者を演じる木村拓哉は、フェイ・ウォンとの共演について「フェイ・ウォンはロボット役なのに、抱きしめた時には胸の鼓動が聞こえた」と冗談交じりに話した。木村拓哉とフェイ・ウォンの濃厚なキスシーンには、日本の多くのメディアも注目している。
 映画の中では、感情のないロボットを演じたフェイ・ウォンだが、「実際の生活では?」との質問に、「確かに涙を流したいようなつらいこともたくさんある。でも、常に物事をいい方向に考えるよう努力している」と前向きな意見を述べた。
 『2046』の公開時期に関して、中国大陸では10月1日の「国慶節(建国記念日)」との噂が流れているが、正式な発表は行なわれていない。(編集担当:田村まどか)
(C)サーチナ


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