●違法薬物所持の張元監督が釈放 新作に注目集まる(2008/01/24)
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違法薬物を所持していたとして9日に逮捕された中国映画の張元(チャン・ユアン)監督が17日、釈放された。22日付の華商報によれば、2作品を製作、準備中の監督は作業の遅れをまき戻そうと、既に仕事を開始したという。07年後半にクランクインした『達達的秘密』は、現在編集中。日本との合作で話が進んでいた『八公狗的墓(ハチ公の墓)』はもともとは1月中旬に日本でロケハンを行い、2月初めの旧正月後に撮影を始める予定だったが、延期されている。事件を受けて日本側の出資者が合作について慎重になっており、まだスケジュールは決まっていない。旧正月前後には結論を出す予定だ。「中国映画第6世代の鬼才」として国内外で評価が高い張監督。今回の薬物逮捕でマイナスイメージが付いたのは確かだが、多くの報道が出たことで、今後の作品には大きな注目が集まる結果となった。関係者によれば、『八公狗的墓』の主演には中国の人気若手女優、李氷氷(リー・ビンビン)が起用されるのではないかと伝えられている。(編集担当:恩田有紀)


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