ｼﾞｮﾆｰ･ﾄｰ『蝴蝶飛』で｢正月映画｣に｢女性｣初体験

●ｼﾞｮﾆｰ･ﾄｰ『蝴蝶飛』で｢正月映画｣に｢女性｣初体験(2008/01/15)

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杜〓峰(ｼﾞｮﾆｰ･ﾄｰ､＝写真手前眼鏡の男性)監督の待望の新作『蝴蝶飛』が､1月11日､公開となった｡お正月ｼｰｽﾞﾝに新作を公開するのは初､という杜監督｡男の世界を描いた『投名状』や『集結号』と比べると､女性にｽﾎﾟｯﾄを当てておりﾃｲｽﾄが異なる｡また王家衛(ｳｫﾝ･ｶｰｳｧｲ)作品の『ﾏｲ･ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰ･ﾅｲﾂ(藍苺之夜)』とは全体的な作風が似ているという｡(〓は王へんに其)6年前に台湾･金馬奨でｳｫﾝ監督の『花様年華』を批判したと言われている杜監督だが､今年は正月映画で観客動員を競うことになる｡｢ｳｫﾝ監督との間には何もない｡彼の映像はみんな似ていて､音楽も似てると発言したことはあるけどね｡でもそれはただの個人的な意見だよ｣と笑った｡女性が主人公で今までの杜監督の世界を一新したと言われている『蝴蝶飛』については､｢正月ｼｰｽﾞﾝに僕の作品が公開されるなんて､新しい挑戦だと言える｡観客のみなさんにはじっくり見てもらって､評価してほしい｡みなさんのいろいろな意見を聞くことを楽しみにしているよ｣と話していた｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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