ｼﾞｪｯﾄ･ﾘｰ､大学生へｴｰﾙを送る

●ｼﾞｪｯﾄ･ﾘｰ､大学生へｴｰﾙを送る (2007/11/19)

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11月10日､北京航空航天大学が主催したﾁｬﾘﾃｨｲﾍﾞﾝﾄに出席した李連杰(ｼﾞｪｯﾄ･ﾘｰ)｡｢心の健康｣というﾃｰﾏで大学生を相手に講演を行った｡

　　講演では､｢中国経済と国民の生活ﾚﾍﾞﾙは大きく上昇中だが､精神状態と快楽指数は下降気味｡機械が故障するように､人間も落ち込む日が必ずやってくる｡なのであせらず､いつも平常心で立ち向かうべきだと思う｡そして健康な精神と財力を保つことはとても大切｡ﾊﾟｿｺﾝのﾊｰﾄﾞとｿﾌﾄがどちらも必要なことと同じで､一方が欠けてしまうのは問題だ｣といったｼﾞｪｯﾄの自論が述べられた｡

　　質疑応答の時間には､学生から｢武術のﾁｬﾝﾋﾟｵﾝ､優秀な役者､慈善活動の大使という三つの立場の中で､一番好きなのはどれですか？｣と聞かれたｼﾞｪｯﾄ｡｢これらは他人からﾁｬﾝｽをもらい､付けられた名前｡僕はとにかく自分自身で生きていたいだけ｡成功者として見られて生きていくことは､とても大変なことなんだ｣と答えていた｡

　　また､武術の後輩と名乗る学生が｢映画で共演したい｡ｽﾀﾝﾄﾏﾝとしての出演でもいいです｣とﾘｸｴｽﾄ｡｢僕はｷｬｽﾃｨﾝｸﾞは担当していない｣ときっぱり断ったｼﾞｪｯﾄは､｢誰かに頼ることは止めて､自分の未来は自分自身で切り開いていくべきだよ｣とｱﾄﾞﾊﾞｲｽを送っていた｡(編集担当:饒波貴子･山村豪)

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