●章子怡(チャン・ツィイー):ベネチア映画祭の審査員に選出 (2004/06/24)
日本で歌舞伎劇『貂府』の撮影中に、一時的に北京に戻った章子怡(チャン・ツィイー)に、うれしい知らせが舞い込んできた。カンヌ、ベルリンとともに世界三大映画祭に挙げられる「第61回ベネチア国際映画祭」の審査委員に選出されたという。23日付で中国新聞社が伝えた。
チャン・ツイーは、2004年9月にハリウッド映画を撮影することが確定済み。ベネチア映画祭と時期が重なるのではないかと心配されているが、どちらに転んでも後悔することはなさそうだ。
しかし、チャン・ツィイーの英語レベルは中学生レベルと言われ、カンヌ映画祭の記者会見でも英語力が乏しく赤面する場面が見られた。しかし、チャン・ツィイーの所属事務所は、「映画祭の審査委員に必要とされるのは、語学力ではない」とをフォローした。
チャン・ツィイーは、『臥虎蔵龍(邦題:グリーンデスティニー)』『ラッシュアワー2』などに出演したことで一気に国際的女優へと躍進。オスカー、カンヌ映画祭などで次々と受賞し、鞏俐(コン・リー)に次ぐ女優として大きな期待がかかっている。
しかし、一方、チャンツ・イーは、現時点では、ベネチア映画祭の組織委員会に明確な回答を提示していないとされる。撮影の合間を縫って北京市に戻ったチャン・ツィイーだが、数日後には日本に戻り引き続き撮影を行なう。また、7月10日には再び同市に戻り、『十面埋伏』のPRイベントに参加するという。(編集担当:田村まどか)
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