趙薇(ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵ):中韓合作ﾄﾞﾗﾏ降板､林心如が抜擢

●趙薇(ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵ):中韓合作ﾄﾞﾗﾏ降板､林心如が抜擢 (2004/06/23)

　大学生を中心に高い人気を誇る趙薇(ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵ)は､中国と韓国による合作ﾄﾞﾗﾏ『魔術師』にﾋﾛｲﾝとして出演予定であったが､取り消しとなった｡代わって急きょ主役に抜擢されたのは､台湾の人気女優である林心如(ﾙﾋﾞｰ･ﾘﾝ)｡23日付で中国新聞社が伝えた｡
　主演男優には､解散した韓国の人気ｱｲﾄﾞﾙｸﾞﾙｰﾌﾟ､H.O.Tの元ﾒｲﾝﾎﾞｰｶﾙであったｶﾝﾀや､台湾の人気俳優である蘇有朋(ｱﾚｯｸ･ｽｰ)など豪華なｷｬｽﾄが顔を揃えた｡
　一方､主演女優には､韓国でも根強い人気を誇るｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵが確実と思われていた矢先に､突然の降板が決定｡これは､韓国人ﾀﾚﾝﾄのｲ･ｽﾝﾖﾝが従軍慰安婦をﾃｰﾏにしたﾇｰﾄﾞ写真集を撮影し､市民団体など各方面から非難を浴びた｢慰安婦ﾇｰﾄﾞ写真｣事件との関連性が強い｡同事件により､2001年の｢日本軍旗ｽﾀｲﾙ｣事件が再び持ち出されたとされる｡
　ｳﾞｨｯｷｰ･ﾁｬｵの降板が発表されたことで､ﾙﾋﾞｰ･ﾘﾝとの関係に亀裂が生じるのではないかという声も上がっている｡しかし､ﾙﾋﾞｰ･ﾘﾝの所属事務所は､｢2人とも映画､ﾄﾞﾗﾏ撮影と多忙な日々を送る人気俳優､心配ない｣と説明した｡
　2人は､大ﾋｯﾄﾄﾞﾗﾏ『還珠格格』や『情深深､雨濛濛』で共演している｡(編集担当:田村まどか)

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